【ジャパンカップ 2024】ここ2週連続で激走馬推奨の現役記者が「一強ではない!」と断言

マンダケンタ

現役記者【マンダケンタ】

オッス、マンダケンタだ。

秋競馬、ホントに良い感じに来てる。エリザベス女王杯(スタニングローズ:3人気①着)→マイルCS(エルトンバローズ:7人気②着)俺がリポート内で推奨した馬が2週連続で馬券に直結中。

それに1人気のレガレイラ(エリザベス女王杯⑤着)然り、ブレイディヴェーグ(マイルCS④着)然り、軽視して良いと言った通りの結果だったからな。現場に出入りできる、俺たち現役記者(トラックマン)なら、ちゃんと取材してりゃこれくらいはできて当然。

とくにG1シーズンって「とにかく当てたい!」という馬券シロートたちが適当な予想で人気上位馬をバンバン買いまくる。こういう状況こそ、穴馬を仕留める絶好のチャンスだからな。

ジャパンカップも世間では「ドウデュースの一強」なんて騒がれてるが、これってデジャブか!?ここ2週の流れからも上位人気馬だけで決着するとは到底思えないけどな。

いつも言ってることだが、実績だけに左右されず"イル・イラナイ"を見分けるには、陣営の本音を聞き出すのが最短ルート。今週のジャパンカップでも面白い話を聞いてきたから、穴馬でしっかりハメて、気持ち良く師走を迎えたいね。

確定枠順表

馬番馬名性齢斤量騎手
1ゴリアットセ458スミヨン
2ブローザホーン牡558菅原明
3ドウデュース牡558武 豊
4ジャスティンパレス牡558Cデムーロ
5シュトルーヴェセ558鮫島駿
6ダノンベルーガ牡558松 山
7シンエンペラー牡356坂井瑠
8オーギュストロダン牡458ムーア
9チェルヴィニア牝354ルメール
10ドゥレッツァ牡458ビュイック
11カラテ牡858杉 原
12ソールオリエンス牡458横山武
13ファンタスティックムーン牡458ピーヒュレク
14スターズオンアース牝556川 田
Uトラ
今週の頼れるゲスト

東京Uトラックマン

美浦きっての頭脳派。今年も2月の【2430倍】に始まり、春開催でもヴィクトリアM週に【1091倍】をお届け。

「レースビデオも取材ノートも自分の頭の中。やっぱり競馬は記憶の勝負」と豪語する“精密機械”。黒字収支はお約束で、馬券で勝っている勝ち組暴露マニアの間でも「丸乗りするだけで儲かる」「狙ったように注目馬が激走する」と信者多数。

11/17(日) 東京 1R

◎スパルタンキング4人気
△トリリオンボーイ6人気
○エコロヴァイス1人気

  • 3連単51190円的中
  • 馬単19480円的中
注目
先週も東京から万券炸裂!陣営の期待通り、ダートスタート&直線長い東京替わりで一変を見せて完勝!
①外国馬は実績通り評価すべき?

東京・Uトラックマン

秋競馬の中でもとくに注目度の高いジャパンカップ。賞金額も高く、海外からも注目される一戦で、今年もオーギュストロダンやゴリアットなど欧州の強豪馬が参戦してきたな。 ただ、近年このジャパンカップでは海外馬が実力通りに走れてないのが実情なんだ。

▼所属別成績(過去10年)

所属 日本 海外
全成績 10- 10- 10-113/143 0- 0- 0- 25/ 25

東京・Uトラックマン

過去10年、馬券に絡んだ海外馬はゼロ。勝ち馬は05年のアルカセットまで遡らなければならず、デインドリーム(11年⑥着)やソレミア(12年⑬着)などの凱旋門賞馬でさえ、日本馬に太刀打ちできなかった歴史があるからな。

同じ競馬とはいえ、欧州と日本では決着時計が違い、求められる能力も大きく異なるため、これまでの実績通りの力を発揮できるかはしっかりと見極める必要があるだろうな。

②天皇賞・秋組でも狙いとなるのは・・・

東京・Uトラックマン

で、レースの傾向に関してだな。当たり前の話かもしれないが、"天皇賞・秋からの臨戦組"が中心になる。

▼前走レース別成績(過去10年)

前走レース 天皇賞・秋 それ以外
全成績 6-3-5- 34/ 48 4-7-5-104/120
馬券内率 29.2% 13.3%

東京・Uトラックマン

ご覧の通り、天皇賞・秋は秋の古馬三冠に数えられるG1レースの一つであり、実力馬が集結する一戦。だからこそ、このローテの馬が好走しやすく、天皇賞・秋をステップにした馬たちが馬券の鍵を握ることになる。

そこで「天皇賞・秋組が中心になるのは分かった。じゃあどういう馬を狙えば・・・」なんて声も聞こえてきそうだな。実は、このローテの馬には馬券を狙う極意があってな。

それは天皇賞・秋で後方(8番手以下)から差してきてちょい負け(0秒5差以内)したような馬。これはジャパンカップでハマりやすいぞ。

全成績 3- 0- 0- 5/ 8
勝率 37.5%
単勝回収率 246%

●勝ち馬

14年①着エピファネイア(4人気)
前走4角9番手→0秒2差⑥着
15年①着ショウナンパンドラ(4人気)
前走4角11番手→0秒2差④着
21年①着コントレイル(1人気)
前走4角8番手→0秒1差②着

東京・Uトラックマン

この2つのレースって距離も違えば、レースの特性も違う。

天皇賞・秋はレース全体のスピードが求められるレースであり、とくにマイル色の強い馬が活躍しやすいのに対して、ジャパンカップは距離延長に加えて、スローからの上がり勝負になることが多い。そのため、天皇賞・秋で位置取りを悪くして末脚を発揮しきれなかった馬が巻き返しやすいってことだろうね。

③短期免許騎手への乗り替わりは注目

東京・Uトラックマン

あと、これには注目してほしい。ジャパンカップは"短期免許騎手へ乗り替わった馬"が化けやすいぞ。

全成績 4- 1- 2-13/20
勝率 20.0%
単勝回収率 159%

●主な勝ち馬

17年①着シュヴァルグラン(5人気)
Mデムーロ→ボウマン
19年①着スワーヴリチャード(3人気)
横山典→マーフィー
22年①着ヴェラアズール(3人気)
松山→ムーア

東京・Uトラックマン

20、21年はコロナ禍の影響で短期免許騎手への乗り替わりがなし。乗り替わりのあった年(過去10年8レース)に限れば、半分の勝ち鞍はこのパターンに該当することになるんだ。

ジャパンカップともなれば、タイトな競馬が強いられるし、欧州のジョッキーはヨーイドンの競馬で馬群を捌くような競馬が得意。それに、短期免許騎手であれば、先のことを気にせず思い切った騎乗ができるってことも、馬のパフォーマンスに影響してるのかもしれないな。

この辺を踏まえて、ジャパンカップの事前注目馬は木曜(16時頃)に公開するわ。

買い目に入れても良さそうなのは…

Uトラックマンの
事前注目馬

④ジャスティンパレス

ここはジャスティンパレスが面白いんじゃないか。

前走=天皇賞・秋(④着)にしても、単なる力負けじゃない。戦前から万全でないという状態だった挙句、レースでも最後の直線では追い出しを待たされる展開となり、結局外にも出せず、内に進路を取るという痛恨の競馬。それでも、最後は急追してみせたように地力の高さを示した一戦だったよ。

そして、今回は天皇賞・秋を叩いて上昇ムードを漂わせてるぞ。陣営も「中3週の競馬で引き続き坂路での調整になるが、前走以上の状態に仕上がった。スタートが遅いので距離延長もプラスに働くし、何とかココでタイトルを獲らせたい」と期待をしてるみたいだし、展開ひとつで好走しても驚けないだろうね。

マンダケンタ

たしかにな。それに、鞍上がクリスチャン(Cデムーロ)に替わるのも不気味。今回の来日では東京競馬場で5連勝を達成するなど大暴れを見せているし、俺がココで推奨したスタニングローズ(エリザベス女王杯:3人気①着)にしてもクリスチャンへの手替わりだったもんな。

じゃあ俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえたジャパンカップの注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定。コッチも見逃すなよ!


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マンダケンタ
現役記者
マンダケンタ
[重賞世話人]

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。

立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!