【アルゼンチン共和国杯 2024】年2回の特殊条件!それでもリピーターレースにならない理由とは・・・
現役記者【マンダケンタ】
オッス、マンダケンタだ。
いよいよ今週は米国競馬の祭典ブリーダーズカップデー。先週のつぶやきでも話させてもらったが、今年は日本からも大挙して出走(19頭)を予定していてトップジョッキーも相当の数が参戦するんだよな。
そんなわけで俺のボルテージもMAX。え、ブリーダーズカップで?いやいや、日本競馬が稀に見る空き巣状態、俺らにとっちゃ絶好の狩場になるってこと。隙のあるジョッキーに有力馬が回るケースも多くなるわけで、"過剰な人気馬"や"人気の盲点"が出やすくなりそうだからな。
これは馬券で勝ちたいなら絶対に無視できないヤツ。G1も中休みでお休みムードなんて人もいるかも知れないが、大きい馬券を獲りたいって気持ちがあるなら、今週も俺たち暴露トラックマンに大いに期待してもらいたいね。
確定枠順表 | ||||
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馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ミクソロジー | 牡5 | 58 | 三 浦 |
2 | メイショウブレゲ | 牡5 | 56 | 酒井学 |
3 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.5 | 吉田豊 |
4 | クロミナンス | 牡7 | 58 | 戸 崎 |
5 | フォワードアゲン | セ7 | 54 | 内田博 |
6 | マイネルメモリー | 牡4 | 55 | シュタルケ |
7 | ペプチドソレイユ | 牡4 | 55 | 小 崎 |
8 | ラーグルフ | 牡5 | 58 | 丸 田 |
9 | タイセイフェリーク | 牝4 | 52 | 大 野 |
10 | マイネルウィルトス | 牡8 | 57.5 | 石川裕 |
11 | アドマイヤハレー | 牡6 | 55 | 田 辺 |
12 | ジャンカズマ | 牡6 | 54 | 木幡巧 |
13 | サヴォーナ | 牡4 | 57.5 | 池 添 |
14 | セレシオン | 牡5 | 57 | 荻野極 |
15 | アドマイヤビルゴ | 牡7 | 57 | 北村宏 |
16 | ショウナンバシット | 牡4 | 58 | 佐々木大 |
東京Uトラックマン
美浦きっての頭脳派。今年も2月の【2430倍】に始まり、春開催でもヴィクトリアM週に【1091倍】をお届け。
「レースビデオも取材ノートも自分の頭の中。やっぱり競馬は記憶の勝負」と豪語する“精密機械”。黒字収支はお約束で、馬券で勝っている勝ち組暴露マニアの間でも「丸乗りするだけで儲かる」「狙ったように注目馬が激走する」と信者多数。
(※サムネイル画像のようにたまにオシャレもしますヨ)
◎ガジュノリホワイト5人気
△チューラワンサ4人気
○ダンケルド1人気
- 3連単1万2380円的中
先週も「ここがベストの距離」という◎ガジュノリホワイトの一変を見切って万券奪取!
①特殊条件でも同舞台実績は重要ではない
東京・Uトラックマン
アルゼンチン共和国杯は東京芝2500mで行われる一戦でこれは年に2回しか使用されない特殊コースなんだ。だから「リピーターに要注意」なんて話をよく耳にするが、実はそんなこともないんだよ。
▼東京芝2500m好走実績(過去10年) |
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好走実績 | あり | なし | ||
全成績 | 3- 1- 2- 34/ 40 | 7- 9- 9- 96/121 | ||
馬券内率 | 15.0% | 20.7% | ||
複勝回収率 | 27% | 54% |
東京・Uトラックマン
ほらね、好走実績があった馬のほうが走れていないでしょ。
アルゼンチン共和国杯ってそもそもハンデ戦だろ。同じ条件で好走していればハンデキャッパーもそれ相応の斤量を課さざるを得ないからな。となれば、ここは好走時より厳しい条件(重斤量)になっている可能性が高いというわけだ。
それに特殊条件ということで馬券ファンも同舞台での実績を過度に信用してしまうだろ。そのため、馬券的にも過剰に人気がしやすく、極端に妙味が落ちやすいという点は押さえておいて損はないだろう。
②実力にハンデが追い付いていない馬を探せ
東京・Uトラックマン
そこで、このレースの好走馬の狙い方についてだな。アルゼンチン共和国杯は「前走クラス」と「キャリア数」について注目してもらいたい。
▼前走クラス別成績(過去10年) |
||||
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前走クラス | 自己条件組 | OP・重賞組 | ||
全成績 | 2-2-5- 14/ 23 | 8-8-6-116/138 | ||
馬券内率 | 39.1% | 15.9% | ||
複勝回収率 | 107% | 38% |
▼キャリア数別成績(過去10年) |
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キャリア数 | 15戦以下 | 16戦以上 | ||
全成績 | 8-2-7- 24/ 41 | 2-8-4-106/120 | ||
馬券内率 | 41.5% | 11.7% |
東京・Uトラックマン
G2戦にもかかわらず、"前走自己条件組"のほうが好成績。それに、"キャリアが浅い馬"がこれだけ好走できるのもハンデ戦の影響が強く出ているといえそうだな。
上でも話したことに通ずるが、この2つのデータからも重要なのはアルゼンチン共和国杯って過去の実績がどうかというのはそこまで気にする必要はないということ。むしろ、実績はそこまでないが、実力にハンデが追い付いていない馬こそ馬券の鍵を握るといえそうだな。
この辺を踏まえて俺のアルゼンチン共和国杯の事前注目馬については木曜(16時頃)に公開させてもらおうかな。
買い目に入れても良さそうなのは…
Uトラックマンの
事前注目馬
タイセイフェリーク
今年の自己条件組はタイセイフェリークだけになるな。
前走3勝クラスで③着に敗れているが、過去10年で自己条件惜敗(②③着)から挑戦した馬は5頭中4頭が掲示板内。それにマコトガラハッド(11人気③着)とソールインパクト(7人気②着)が馬券に絡んでいるように、ハンデ戦らしく自己条件で負けたという事実だけで評価を落とす必要はないだろう。
むしろ、この馬は3走前=町田特別ではヘデントール(菊花賞②着)に0秒3差の競馬。もともと千八を中心に使われてきたが、距離を延ばしてからの安定感を考えれば今回の斤量(52kg)は実績以上に軽いハンデになったと見てイイ。それに、この斤量だと体重的にキツいタクヤ(大野J)も「注文がつかなくて本当に優秀。しっかり体をつくって乗ります!」と無理をして乗ってくれるくらい。それだけ本人も色気を持ってるみたいだね。
馬格のないこの馬にとっても、この斤量減は他の馬以上にプラスに働くと考えるのが妥当。格上挑戦で評価もそこまで上がらないなら、押さえておく価値はありそうだよ。
マンダケンタ
お忙しいところ、ありがとさん。アルゼンチンといえば、今週ディエゴ・マラドーナの誕生日だったな。神の手や5人抜きなど数々の伝説を残してきた超人だが、Uトラさんにはそれをも超える衝撃の一撃を見せてもらおうじゃないの。
じゃあ俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえたアルゼンチン共和国杯の注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定。コッチも見逃すなよ!
気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。
立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!