【セントウルＳ 2024】今年は阪神→中京での代替開催！過去はスピード決着傾向も･･･

今週はセントウルＳですね。通常は阪神で行われるレースですが、今年は中京での開催。近年は代替開催も多く、傾向が掴みづらいと思ってる方も多いかもしれませんね。

ひとまず、"スタートからの位置取り"に注目してみてください。

いつもは秋競馬の開幕週に行われる一戦で、行った行ったの競馬。スピード勝負になりやすいですよね。

中京で開催された年を見ても、例外ではありません。パンパンの良馬場で行われた21、22年は好時計決着。勝ち馬はともに短距離戦のレコードホルダーでしたからね。

普通に考えれば、今年もこういうスピードのある馬を狙いたくなっちゃうんでしょうね...

ただ――！

実は、同じ中京開催でも今年は例年と状況がかなり違うんですよ。

今年は阪神の改修工事の影響で、中京が夏から連続開催。開幕週→５週目に替わり、開催が進んでる点は見逃せません。

それに拍車を掛けて、先週は台風の影響で不良馬場での開催。芝の傷みもかなり進みましたから、今年はみんなが思ってるようなスピード勝負にはならないはずですよ。

そうなると、私が思い出すのは20年に中京で開催されたセントウルＳです。

あの年は良馬場発表ではありましたが、朝からの雨の影響で速い決着にはならず。タフさやパワーのある馬で上位を独占しましたからね。今年はこういうタイプの馬に妙味ありという気がしますよ。フッフッフ。

そして、セントウルＳは夏の王者を決める一戦でもあり、秋のＧ１を見据えた一戦でもあります。

多くの馬券ファンがどちらの臨戦過程の馬が良いのか気になってるかと思いますが…過去の成績を見れば、一目瞭然ですよ。

とまぁこんな感じで、"春Ｇ１、Ｇ２組"が馬券内率、複勝回収率ともに優勢。しかも、やはり前走着外の馬は過剰に嫌われる傾向にあり、期待値が高くなっていますからね(複回収率114%)。

近走の字面だけ見て、軽視するのはナンセンス。実力馬にとってはここはメンバーレベルも楽になるわけですし、リフレッシュして立て直しに時間を掛けられた馬もいるでしょう。

しっかり"分析力"と"情報力"を駆使すれば、この辺から好配当の使者を導き出せるかもしれませんね。フッフッフ。

この辺を踏まえて、私の気になるセントウルSの事前注目馬については木曜(16時頃)にお披露目しますよ。