トレセン現場で馬券記者が今週もスクープ!陣営の裏ネタ・オフレコ話をナマ暴露:隠れポイントGETコンテンツ
いや~さすがは【チーム北海道】。函館に続いて札幌でもまたまた巨大万券を的中させおったな。
「俺たちは夏の北海道に記者生命を賭けている」「今年も帯封だ!」と豪語していたが、函館最終週の巨大万券と合わせた3鞍だけで、1点100円でも相当な額になるはず(編集部注※その他の券種も含めて合計55万2810円の払戻)。
北海道開催もまだ続くからな。札幌で【チーム北海道】が狙っている勝負はまだまだあるだろうから、オレとしても楽しみでならんよ。
池添vs富田の殴り合い、松岡の鞭制裁、高杉の新幹線乗り遅れ、松若の飲酒運転、競馬場で暴走した挙句に行方知れずの角田河(JRAも「連絡が取れない」ことは認めてるよな)……今年の夏は不祥事が多すぎじゃないか?
ただ、松山の飛行機チケット買い間違いで騎乗停止は同情しちゃうね。土曜の新潟最終まで騎乗して、その後に空路で移動して、日曜に札幌で騎乗するはずだったが、盛大に遅刻して7Rに間に合わず。乗れたのはメインと最終だけ。
知っての通り、第2回開催の新潟最終って18時半だからな。その時間から札幌行きの飛行機なんて出てないから、土曜は現地泊。朝イチの早朝便で札幌に行くしかない。プロとしての自覚が足りなかったとはいえ、元はこの開催がおかしいんだよ。ワケの分かんない時間帯に走らせてんじゃないよ、まったく。
しかし――。導入当初は、関係者は非難ごうごうで数年後は白紙か……なんて話もあった「昼休み競馬」だが、売上が前年比60億円プラスでJRAが目の色変えちゃってね。どんどん進めていくって噂らしいわ(汗)。
騎乗停止のおかげで松山は札幌記念のシャフリヤールに乗れず。頭数が全然揃ってないが、相変わらず顔ぶれは豪華だな。重賞世話人のオレとしても気合いが入るってもんよ。
おっと、札幌ネタでもう一つ。
ワールドオールスタージョッキーズの外国人出場選手が発表されたな。今年はリサ・オールプレス(NZ)、チャクイウ・ホー(香港)、ダミアン・レーン(豪)、ジョアン・モレイラ(ブラジル)、タイグ・オシェア(UAE)、デルフィンヌ・サンチアゴ(仏)の6名。
サンチアゴ以外は日本の競馬ファンにとっても馴染みのあるジョッキーだな。あの菜七子も尊敬する、リサおばさんの騎乗を久々に日本で見られるなんて嬉しいよ。男勝りの風車鞭で新潟を荒らしまわってたのが懐かしいね。
で、ここからが本題。このWASJメンバー発表直前、短期免許制度の取得に必要な条件として、JRAが新たに「当該年または過去2年のワールドオールスタージョッキーズ騎手表彰順位5位以内」を突然追加したのは知ってるか?
これまでの短期免許取得には
・母国リーディングで上位
・指定外国競走を2勝以上
・JRAのG1を2勝以上
のどれかを満たすのが条件だったんだが、新たに「指定外国競走」に、国際競馬連盟(IFHA)が過去2年で認定した「世界のトップ100G1競走」のうち50位以内の競走も含まれるほか、WASJの活躍騎手にもチャンスが与えられることにになった。
指定外国競走には国内GⅠも含まれるから、ジャパンC(IFHA1位)を2つの内の1つに含めることもできるし、従来の指定外国競走では認められていなかった、香港カップ(IFHA15位)や香港マイル(IFHA18位)を対象に取ることもできる。
ちなみに……短期免許の取得要件が突然緩和されたのは、モレイラに何としてでも短期免許を交付したいからって噂。本当は彼、春の滞在時で国内GⅠを2勝する手はずだったんだが、GⅠ勝ちは桜花賞のステレンボッシュだけで終わってしまった。
この新ルールならWASJで5位までに入ればいいし、万が一ダメでも、暮れの香港国際競走シーズンまでチャンスはあるからな(笑)。
ま、穴党のオレらとしては「東京新聞杯」で7人気◎から馬単【361倍】を獲らせてもらった、暴露王のドル箱外人=レイチェル・キングに短期免許チャンスが与えられたことのほうが嬉しいがね(昨年WASJ2位なので条件満たす)。