重賞攻略の鍵も現場の“ホンネ”!世間が軽視する伏兵馬、危険な噂のある人気馬……裏ネタを超厳選で前日公開!
オッス。マンダケンタだ。
先週のダービーはダノンデサイルが内から抜け出して優勝。皐月賞を打撲で回避するアクシデントに見舞われたが、キッチリと次の目標に向けて立て直した陣営、そしてレースで積極的に好位を獲りに行ったノリちゃん(横山典弘騎手)のファインプレーが光る一戦だった。
しかし、今年のダービーは前半5ハロンが62秒2の超スロー。中団後方で脚を余し、力を発揮できなかった馬も多くいたな。
今回の敗戦で人気を落とす、下位着順に敗れた馬たちはしっかりと見直して、次走以降美味しいオッズの時に仕留めていきたいところだ。
さて、今週は安田記念。2016年以降、8年連続で1~2番人気が敗れているように、一筋縄ではいかないレースだ。春GⅠの終盤戦で好配当を狙える、数少ないチャンスで「買える人気薄」をプロの視点からあぶり出していくぞ!
マンダケンタ
東京のGⅠシリーズを締めくくる安田記念。先にも述べたように、ココ最近の安田記念はとにかく1~2番人気が信用しづらい。
14年 |
ジャスタウェイ(1人気→①着)
ミッキーアイル(2人気→⑯着) |
---|---|
15年 |
モーリス(1人気→①着)
フィエロ(2人気→④着) |
16年 |
モーリス(1人気→②着)
リアルスティール(2人気→⑪着) |
17年 |
イスラボニータ(1人気→⑧着)
エアスピネル(2人気→⑤着) |
18年 |
スワーヴリチャード(1人気→③着)
ペルシアンナイト(2人気→⑥着) |
19年 |
アーモンドアイ(1人気→③着)
ダノンプレミアム(2人気→⑯着) |
20年 |
アーモンドアイ(1人気→②着)
インディチャンプ(2人気→③着) |
21年 |
グランアレグリア(1人気→②着)
インディチャンプ(2人気→④着) |
22年 |
シュネルマイスター(1人気→②着)
イルーシヴパンサー(2人気→⑧着) |
23年 |
シュネルマイスター(1人気→③着)
ソダシ(2人気→⑦着) |
マンダケンタ
ご覧のように、1~2番人気が揃って好走したのは2020年の一度のみ。アーモンドアイ、グランアレグリアといった最強クラスの馬ですら、人気に応えられず勝利を逃している。
その一方で、6番人気以下の穴馬の台頭が目立っている点に注目だ。
14年 | グランプリボス(16人気→②着) |
---|---|
14年 | ショウナンマイティ(10人気→③着) |
16年 | ロゴタイプ(8人気→①着) |
16年 | フィエロ(6人気→③着) |
17年 | サトノアラジン(7人気→①着) |
17年 | ロゴタイプ(8人気→②着) |
18年 | モズアスコット(9人気→①着) |
21年 | ダノンキングリー(8人気→①着) |
22年 | サリオス(8人気→③着) |
マンダケンタ
と好走頻度はかなり高く、14年、16年、17年に至っては人気薄がダブルで好走して好配当を演出。穴党としては、見逃せないレースになっているぞ。
安田記念も東京コースを主戦場にしている「美浦のスパコン」こと頭脳派・Uトラに狙いどころを伺ってみよう。
Uトラといえば、今回と同じ東京芝1600mGⅠのNHKマイルCで、10番人気3着のロジリオンをズバリ推奨。
過去の安田記念では、アーモンドアイが負けた19年、20年にそれぞれ勝ち馬のインディチャンプ(4人気・単勝19.2倍)、グランアレグリア(3人気・単勝12.0倍)を本命に抜擢、オイシイ馬券をヒットさせている。
マンダケンタ
このように、取材で得た情報と、独自の分析力を組み合わせた推奨馬の好走確率はかなり高い。
今年の安田記念も事前から「穴っぽい」と色気を持って狙っている馬がいるようだ。穴馬をあぶり出すロジックは見逃せないゾ!
Uトラックマン
よう、ケン坊。5週連続の東京GⅠも今週でひと区切り。イイ結果を出してオーラスといきたいところだ。
安田記念は近年も複数の的中を出しているように相性のいいレース。ズバリ、穴で狙うべきなのは「GⅠ好走実績馬」だな。人気薄で3着以内に入った馬の多くは、既にGⅠで馬券に絡んだことのある実績馬ばかりだった。
14年②着 グランプリボス(16人気) |
10年朝日杯FS①着、11年NHKマイルC①着など |
---|---|
14年③着 ショウナンマイティ(10人気) |
12年宝塚記念③着、13年安田記念②着など |
16年①着 ロゴタイプ(8人気) |
12年朝日杯FS①着、13年皐月賞①着 |
16年③着 フィエロ(6人気) |
14・15年マイルCS②着 |
17年②着 ロゴタイプ(8人気) |
前年の勝ち馬 |
21年①着 ダノンキングリー(8人気) |
19年皐月賞③着、19年ダービー②着など |
22年③着 サリオス(8人気) |
19年朝日杯FS①着、20年皐月賞②着など |
Uトラックマン
といった感じで、過去の実績馬がナメられた人気になって、突然激走するケースが多く見られる。
安田記念が行われる東京芝1600mという舞台は、ちょっと傾向が特殊でね。メンバーによってペースの乱高下が激しくて、ハイラップからの消耗戦もあれば、スローからの上がり勝負にもなる、確固たるパターンが無いコースなんだよ。
キャリアが豊富なGⅠ実績馬は、近走の着順が振るわなくとも、様々なペースを経験していることが多い。想定外の流れになった時に、これまで蓄えてきた経験値が活きてくるんだな。
年齢的な面で見ると、名前を挙げた7頭は全て「5歳以上」とキャリアが豊富なだけでなく、年齢も中堅からベテランの域に入っていた。
GⅠだから当然ともいえるが、やはり年齢の高い馬ほど後のレースを考えずに全力仕上げで挑むことが多く、レースでの好結果に繋がっている。16年のフィエロ、17年のロゴタイプは共に7歳という高齢で好走しているから、年齢を重ねていても評価はむやみに下げるべきではないぞ。
余談にはなるが、今年は週中~週末の悪天予報で、日曜は道悪になる可能性が出ている。
安田記念は梅雨入り直前の開催とあって、雨天での競馬はさほど例がないものの、
14年(不良)
①着ジャスタウェイ(1人気)
②着グランプリボス(16人気)
③着ショウナンマイティ(10人気)
04年(稍重)
①着ツルマルボーイ(6人気)
②着テレグノシス(4人気)
③着バランスオブゲーム(5人気)
98年(不良)
①着タイキシャトル(1人気)
②着オリエンタルエクスプレス(8人気)
③着ヒロデクロス(17人気)
Uトラックマン
と馬場が渋った時は特に荒れる傾向が高まっているから、例年以上に人気薄の激走にも注意が必要といえそうだ。
💡【Point】道悪開催時の安田記念は荒れる!馬場適性も注意
Uトラックマン
今年の出走馬でいえば…
カテドラル | 19年NHKマイルC③着、重馬場での好走歴アリ |
---|---|
ジオグリフ | 22年皐月賞①着、重馬場での好走歴アリ |
ステラヴェローチェ | 22年朝日杯FS②着、皐月賞③着など、重馬場での好走歴アリ |
ダノンスコーピオン | 21年朝日杯FS③着、22年NHKマイルC①着 |
※ほか、フィアスプライド、ガイアフォースなどが該当
Uトラックマン
この辺りが人気薄で狙ってみたい、穴候補といえるだろう。
Uトラックマンの
事前注目馬❶
ジオグリフ
2走前の中山記念で③着、前走の大阪杯は⑤着。一昨年の皐月賞でイクイノックス、ドウデュースを下した実力馬が復調気配だ。マイル戦での勝ち星はないが、デビューから2連勝した当時はホープフルSではなく、朝日杯FSへ向かったように、当初から1600mへの適性は見出されていた。道悪も出走馬の中では得意とするタイプで、ココで大駆けがあっても驚けないぞ。
Uトラックマンの
事前注目馬❷
ステラヴェローチェ
この馬も復調ムードが著しい1頭だ。2走前の大阪城Sで実に2年半ぶりの勝利を挙げて挑んだ前走の大阪杯は、展開不向きもあった中で直線追い込み勝ち馬とコンマ1秒差の④着と健闘。6歳を迎えた今季も実力は十分に維持していて、道悪での好走実績もあり、週末の道悪想定もプラスに働きそうだ。
マンダケンタ
たしかに、Uトラの言う通り、安田記念で穴を空けているのは過去のGⅠ好走馬ばかり。基本的に大レースで実績馬の巻き返しは良くあるケースだが、ココまで傾向でハッキリと出ていると狙わざるを得ないな。
Uトラは自身の分析も勿論だが、関係者サイドからの情報力もトップクラス。ダービーウィークの先週も妙味十分の穴候補からしっかりと万馬券的中。断然人気がいる中で、どうしてこの評価が落ちる馬から買えたんだろうな?
Uトラックマン
先週日曜の東京8Rは実にシンプルなレースだったんだよ。2勝クラスに上がってから着順を下げていたけど、関係者も「ブリンカーを着けていい感じに前向きさが出ている」「近走は走り切っていない」「力を出せればまず勝ち負け」とかなり色めきたっていたからね。
最初に関係者が言っていたようにブリンカーも変わる材料のひとつであったし、何よりこの馬は近走脚を余していた印象が強くて、外枠替わりがかなり魅力的だった。観察眼と情報を組み合わせて、うまく的中に繋げられたと思っているよ。
マンダケンタ
Uトラ、この春も1091倍を筆頭に毎週のように東京開催からイイ的中を出しているんじゃないか?全く、恐れ入るぜ!
ただ『情報』に関してはオレも負けちゃいられない。関東圏の話はUトラに負けないくらい持っているし、当然関西にも繋がりの深いトラックマンや、競馬関係者がたくさんいるからな。
関係者からの情報を踏まえたオレの安田記念・注目穴候補は「土曜日」に当ページで無料公開予定だ!コッチも見逃すなよ!
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気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。
立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!