―隠れポイントもGET!―
これがシルクレーシングのパーティーだ
乾杯の音頭はやっぱり武豊!銀座の超高級寿司で…
馬券記者
【マンダケンタ】
アーバンシックが菊花賞を勝ち、何とか今年GⅠ初タイトルを手にした一口馬主クラブ・シルクレーシング。イクイノックスやアーモンドアイの勝負服と聞けばピンとくるんじゃないか。
そんな彼らが秋天週に珍しく、出走頭数22頭の大攻勢を仕掛けてきたのに気づいたか?三日間開催を除くと、彼らが20頭以上出走させるのは年に数えるほどしかない。しかも22頭中19頭が中央場所の東京&京都に集中。
クラブってのは、新規顧客を獲得して馬の所有権を買ってもらうのがビジネス。だから大一番の秋天週にクラブ馬を活躍させまくることで、お客さんに興味を持ってもらうってのも目的のひとつだったんだが……。
実はもう一つ、22頭も出すのには重要な「裏テーマ」があった。レース後にホテルニューオータニで開催される、年イチの大事な大事な会員向け豪華パーティーだ。大事なハレの日に出資者がお通夜ムードじゃ格好がつかないもんな。
(▲ニューオータニのこんな会場で実施。一般公開はNGなので会場の写真だけ載せておく)
さすがはノーザンF系列ってことで、ルメールはもちろん、ユタカさん(武豊)にタケシ(横山武)、岩田パパ(岩田康)、ノリさん(横山典)、戸崎と豪華ジョッキーがズラリ。
乾杯の音頭をとったユタカさんは「ルメールばかりじゃなくてオジサンにも馬を分けてほしい」と相変わらずキレッキレのジョーク。岩田パパの後に続いたウチパク(内田博)さんも壇上で開口一番「岩田望来です」なんてボケをカマして、会場は爆笑の渦に包まれてた。
もちろん、やってきたのは騎手だけじゃない。調教師もトップトレーナーが来場しててね。
普段トレセンに出入りしているオレたちと違って、会員にとっては、陣営から「良さが出るのはまだ先」「次走はダートを使う」と本音を聞き出せる貴重な機会。国枝先生やキムテツ(木村哲也師)、いっくん(福永祐一師)なんかは大人気だったよ。
中内田先生なんて色々ぶっちゃけすぎてる節もあって、ここまで言っていいのかこっちがヒヤヒヤしたほど。ファンだけじゃなくオレたち記者にも同じくらい話してくれよ~と思ったりもした(笑)。
食事なんかも食い放題で、寿司のケータリングもわざわざ超高級の銀座久兵衛から呼び出してさ。知り合いの馬主は味も分からない癖に「久兵衛はいつもシャリが小せえンだ!」とか訳知り顔でキレてたけどな。
ちなみにこれはオフレコ中のオフレコだが……社台のパーティーで昨年、寿司を巡ってオッサンの会員同士が殴り合い事件に発展したのもあってか、今年はネタ切れで店仕舞いになることもなかった(笑)。
気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。
立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!