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騎手&調教師免許の合格者発表!
ミシェルは不合格、未来の調教師はまさかの……
現役記者
【マンダケンタ】
【1】ミシェルは三度目の不合格
騎手免許と調教師免許の一次試験結果がそれぞれ発表された。
騎手の方は一次の段階で合格者ゼロ。“美しすぎる仏ジョッキー”ことミシェルは今年も不合格だった。本人いわく「昨年よりは出来た」「自分なりに手応えはあった」そうだが、二次の面接と違って一次はペーパー。しかも英語で受験できるんだから、単純に勉強が足りなかったんだろう。
経済効果は間違いなくあるんだから、JRAが門戸を閉じるのなら、NAR(地方競馬全国協会)がサクッと通年免許を渡しちゃえばいいんだよ。噂ではフランスの大先輩ルメールとの仲もトラブルで疎遠になったって話らしいからね。
逆に面白いのが調教師試験。現役騎手の名前がチラホラ。
和田さん(和田竜)のチャレンジは公然の秘密だったが、今年は記念受験的な意味合いもあった。逆に一次を突破したのは世間が「ええ~!まさかの!」と驚くような別の騎手たち。
まだ二次試験が待っているから、調教師になると決定したわけではないが、まあお楽しみに。トレセン内でも彼らが受験していたことを知らない人間がほとんどだった(笑)。
【2】「馬はエエ!」重要なのはムーアの来日!?
英&愛ダービーとBCターフを制した、ディープインパクト産駒の欧州馬オーギュストロダン。名門中の名門、エイダン・オブライエン×クールモアの傑作だ。
凱旋門賞へのチャレンジが注目されていたが、ロンシャンが高速馬場にならないことを嫌がって、引退レースのジャパンCに直行することとなった。ロンシャンは馬場がユルユルな上に、当日は大雨予想ってことで極悪馬場必至。さすがにディープ産駒には無理があるよ。“英断オブライエン”だな(笑)。
ジャパンCに英ダービー馬が参戦するのはハイライズ(99年:7人気③着・スペシャルウィーク優勝)やドクターデヴィアス(92年:7人気⑩着・トウカイテイオー優勝)以来の珍事。血統的には日本競馬への適性も問題ないだろうし、主戦のムーア様も「小柄な馬体も含めてディープインパクトに似ているところはいくつかある」と色気たっぷり。チャンスは十分あるだろう。
もっとも、日本のホースマンたちが色めき立ってるのはオーギュストロダンの参戦より、ムーアの来日。堀先生はもちろん、知り合いの某トップ厩舎関係者も「ムーアが来るなら使わずに予定をあけておきたい。去年は落馬で帰国しちゃったからね」と色めき立ってたわ。
気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。
立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!